29日に行われるWBC世界フライ級タイトルマッチ＝内藤大助×亀田興毅まで、あと2日と迫った。27日には、TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」に王者・内藤が出演。内に秘めた想いを吐露した。

その生い立ちからファイティングロードを中心に紹介された番組の後半には、司会の中居正広が、「この一戦、勝つか勝たないかは別として、やっぱり年齢的なものも含めて、今後のことを考える試合になるんじゃないかなって」と質問。内藤は、「常に、そういうのは考えてます。負けたら引退っていうのは、ずっと決めてたので。2度目の世界戦に負けて、引退を決めてたんですね。けど復帰を決めて、ちゃんと奥さんに相談して。（真弓夫人が）初めて意見いったの、ボクシングに対して。“次どんな試合でも、あと一回負けたら辞めてくれない。ちゃんと働いて、普通の生活したい”って」と明かした。

さらに、中居が「ということは、亀田興毅との試合、負けたら？」と切り出すと、「引退覚悟しているよ、もちろん。今の段階ではね。しますとか、はっきりしたことはいわないですけど。年齢のこともあるから」と語るのだった。