今さら何を言っているんだ?と言われそうですが、折角なので、気になることを書いておきたいと思います。
但し、本コラムは、職場の人間関係に悩んでいなければ、全く無用なものですのでその点はご了承下さい。

「あの人は、自分のことしか考えないんです!!」

キャリアカウンセリングをしていても、メンタルヘルスのカウンセリングをしていても、いつも聞かされるフレーズなのですが…。

上司、同僚、家族、友人、知人、取引先、パートナー、関係性に拠らず皆さん悩まされていると話されるのですが…。実際はどうなのでしょうか。

また、日本人は働き過ぎと良く言われるのですが、同じくメンタルヘルスが課題の米国や英国と比べて、働き過ぎかと言えば、それ程大きな差があるわけでもなく…。
でも、日本人の方が精神的な「余裕」が無いように感じられます。焦りと不安を常に抱えていて、不満を解消する技が少ないというか…。

また、海外に行って何かを買おうとか食べようとした時の方が「おいおい、こっちはお客さんだよ!!」なんて思うことが多かったりするはずです。この国のサービスは大丈夫か?なんて下世話なことを考えてみるわけです。

実際に、カウンセリングの際には、私自身も絶対に誰かに迷惑をかけていることはあるなぁと思いながら対応していますので、「そうですねぇ〜」と、批判の対象となっているその方のイメージや、不平・不満・希望・期待などできるだけ色々とお伺いしています。
その時の熱のこもりようと言ったら、きっと何かに熱中できればかなり素晴らしいアウトプットを出せるのではないかと感心してしまいます。

さて、タイトルにあります「何故『自分のことしか考えない人』は嫌われるのか?」ですが、その対象者は、本当に誰からも嫌われているのでしょうか?
正直なところ、その嫌われている方を本気で嫌っている方が、世の中にどれくらいいるのだろうか?ということが気になるのです。


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