【カオス通信】驚愕!グラビアアイドルのアニソン実態−浜田翔子vs山本梓vs南明奈
■『あず★トラ 〜うる星やつら ラムのラブソング〜』 歌:山本梓
発売日:2007/3/7発売元:GIRLS' RECORD
収録曲(CD):「ラムのラブソング」「宇宙は大へんだ!」「ラムのラブソング(カ
ラオケ)」「宇宙は大へんだ!(カラオケ)」
収録映像(DVD):「ラムのラブソング」PV(3分15秒)、ダンス映像(2分57秒)、メイキング映像(2分56秒)
山本梓 バイオグラフィー
●山本梓について
最近バラエティでもよく見かけるグラドル。愛称は「あずあず」。アキバ系的には、戦隊ヒーロー番組『忍風戦隊ハリケンジャー』のフラビージョ役としてあまりにも有名。『あず★トラ 〜うる星やつら ラムのラブソング〜』はCDデビュー作。
驚愕の脱力系ボーカル。こんなの聞いたことないよ!(´Д`;)。歌唱力はスナックで歌うカラオケレベルです。アレンジ自体はまあまあいいんじゃないでしょうか。カラオケはメロディラインがちゃんと聞こえるので、インストゥルメンタルとして聞くと結構いい感じ。ボーカルが違えばけっこういい曲になったかも知れません(なんともったいない)。
●2曲目「宇宙は大へんだ!」※TVアニメ『うる星やつら』EDテーマ
アレンジがなんというかヤケクソ気味。トランスとしてもアイドルソングとしても中途半端で誰に向けて発信してるのか全く分かりません。「ラムのラブソング」よりはまあまあ聞けるといった程度。
両曲ともアレンジのセンスが微妙に古い気がしました。歌が本業ではないグラドル用の曲として考えれば、このくらいで事足りるということなんでしょうか(?)。それにしても、山本梓の歌はヤバイです。今後も歌をやるのならば、まずはボイストレーニング等のレッスンをみっちり1年くらいやるべきな気がします。せっかくCDを出すなら、3歳のころから習っていたピアノという特技を活かして、ピアノ演奏によるカバーCDとかの方が良かった気が。なお、このCDもハマショーと同じく、カラオケはあっても歌詞はありません……。
●DVD収録映像:「ラムのラブソング」PV&メイキング
とりあえず化粧がケバすぎ(ジャケ写より3倍濃い感じ)。高校生であるラムさんのイメージを無視した、あのメイクに疑問を持つスタッフはいなかったんでしょうか。あれはどちらかというとサクラさんのメイクでしょう、常識的に考えて……(あずあずカワイソス)。PVはオールスタジオ内撮影。ブルースクリーンの前で、固い動きの微妙なダンスをしたりします。特に見所はありません。ひたすらチープなできであります。DVDのメニューには「ダンス映像」という項目もありますが、その動きはひとことで言うと幼稚園のお遊戯レベル。特に観る必要はないと思います。あれが「クラシックバレエが趣味」という山本梓がやるべき振り付けなんでしょうか。なんか全然納得いかないんですが……。
●総評:ファンでもキツい
なんだか山本梓が可哀想になりました(本人はきっと悪くない)。歌が得意でないのなら、無理にCDを出さなくてもよかった気がします。あらゆる面でジャケ写が一番良いというのは、商品としても難ありでしょう(ジャケ買いならイケます)。これなら普通に写真集とかを買ったほうが幸せになれるんじゃないかと。かなり熱心なファンでも不満は残ってしまうと思われます。
『あず★トラ 〜うる星やつら ラムのラブソング〜』のジャケ。このジャケの山本梓はスバラシイと思います。このイメージのまま、DVDに収録されたPVで動いてくれれば……。 |