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【漫画】「花子、困る」を読む/短編全10ページ

「貧女ハウスへようこそ」(小学館)や「実録怪談 本当にあった怪奇村/新犬鳴トンネル」(竹書房)などの代表作を持つ三ノ輪ブン子(@minowabunko)さん。短いページ数のなかで意表を突く展開の短編ホラーを得意とする漫画家だ。今回は、赤い吊りスカートでおなじみの“トイレの花子さん”にまつわる短編漫画「花子、困る」を紹介する。

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ちょっとボーイッシュな性格の花子さん


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■屈辱の“怪異違い”!赤マントと間違えられた不動のエース

ある日、怪異派遣事務所宛てに小学校の教師から1通の手紙が届いた。「生徒がいじめられているようなので、代わりに相談に乗ってくれませんか」という内容だ。この問題を解決すべく派遣されたのは、学校の怪談といえばこの人というほど有名なトイレの花子さん。怪異としての経験も長く、事務所の不動のエースである。

花子さんは早速、いじめられてトイレの個室に閉じこもっている女の子を発見する。女の子は突然現れた花子さんに驚いて悲鳴をあげた。ここまでは想定内だったが、直後に花子さんにとって屈辱の展開が待っていた。なんと女の子は「出たー!赤マント!」と叫んだのだ。思わぬ“怪異違い”に激怒し「もう帰る」と言い放つ花子さんだったが、本当の試練はここからだった。

いじめられっ子が「3番目のトイレに赤マントがいる」と言いふらして同級生を呼んできてしまったのだ。ここで誰もいないと彼女は嘘つき扱いされ、ますますいじめの対象になってしまう。花子さんは一体どうするのか。

■誰もが知る怪異たちの新しい姿から目が離せない

本作に登場する「怪異派遣事務所」について、三ノ輪さんは「怖いと認識されている怪異はみんな所属しています」と語る。「怖いという気持ちは、用心深く慎重になるきっかけにもなるため、決してマイナス面ばかりではありません。いつどんな怪異の派遣員が現れるかわかりませんので、怖がりながらも楽しみに待っていてくださいね」と読者へ呼びかける。

同シリーズについては「個人的にすごく気に入っている設定なので、よいネームさえできれば今後も描きたいです」と意欲をのぞかせた。

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