リーグ・アンのモナコでプレーするチェコ代表のFW、ヤン・コレルが15日、フランス通信(AFP)に対し、2008年に代表を引退する考えを明らかにした。いまのところ、そのときに現役を退く意向はないという。「2008年にどこでプレーしているかはわからない。すべては自分の健康状態にかかっている。でもチェコに帰るつもりはない」と語った。

 202センチ、103キロの巨体を活かしたダイナミックなプレーで知られるコレルは昨シーズン、左膝の十字靱帯断裂で長期間にわたって戦線を離脱した。しかしシーズン終了間際に復帰、W杯にも出場しゴールを決めている。今シーズンからモナコに移籍。20試合に出場し、5得点をあげている。その前までは、チェコ、ベルギー、ドイツと転戦し、各リーグを合わせたこれまでの通算得点は168点(389試合)。チェコ代表では、66試合に出場し40得点、同国の歴代最多ゴールの記録保持者だ。