「Les Bleues」(レ・ブルー)の愛称で呼ばれるフランス代表チームの新監督にブルーノ・ベニ氏が15日就任した。ただしドメネク監督が指揮する代表は「Les Bleus」。発音は同じだが、フランス語で青を意味する「bleu」に女性形の「e」がつく「Les Bleues」は女子の代表だ。

 前任はエリザベット・ロワゼルという女性監督。1997年から10年近くにわたって女子代表の監督を務めてきたが、今年9月に中国で開催されるW杯への出場はならなかった。ベニ新監督はこれまで女子のU-19代表を率い、2003年の欧州選手権で優勝している。

 なおフランスサッカー連盟は同日、2011年W杯女子サッカーの開催国にフランスが立候補する意向を明らかにした。同大会の開催にはすでにドイツが名乗りを上げている。