バルサに衝撃!ライカールト監督が今季限りでバルサ退団を決意?

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 サミュエル・エトーのラシン戦出場拒否から始まり、エトーの爆弾発言でバルサはピリピリした空気に包まれたが、この問題も一気に解決しチームは落ち着きを取り戻した。しかし、バルサをまたもや衝撃のニュースが襲った。ライカールト監督が今シーズン終了後にもクラブを退団するのではという噂が再熱。スペインメディア、特にバルセロナのメディアはライカールト監督の去就について大々的に報じている。

 バルサとの契約は2009年までとなっているライカールト監督だが、契約を延長した際にいつの時点でも契約を解消できるという条項を盛り込んでいる。ここ数日間で起きた事をふまえた上でバルサでのサイクルは終わったと考えるライカールト監督はバルサ退団を決意しているとのことだ。

 もちろんライカールト監督がクラブ側に正式に退団の申し入れをしたという事実も、他のクラブに行くという事実も今のところない。しかし、クラブの首脳陣はライカールト監督にその去就について3月30日までに決めるよう期限を設けているようだ。バルサ側もライカールト監督の退団に備え準備を始めているということだろう。

 そして、後任監督として有力視されているのが現ヘタフェのベルント・シュスター監督と現オランダ代表のマルコ・ファン・バステン監督だ。ファン・バステン監督の名前は以前からもバルサの次期監督候補としてリストアップされ、バルサのご意見番ヨハン・クライフ氏が推薦しているとも言われている。そして、現在ヘタフェで指揮を取るシュスター監督は監督としての実績を積み、リーガも熟知、さらにスター選手を扱う術も心得ている、とバルサにとっては申し分のない人材と言える。

 今のところは噂レベルに過ぎない話とはいえ、ライカールト監督が何らかの決断を下し、正式発表となるまでは同監督の去就を巡る報道もヒートアップしそうだ。

(スペイン通信)