2月11日に行なわれたリボルノ戦で、途中交代出場ながら“ミランデビュー”を果たしたロナウド。「レアル・マドリーは過去のことだ」と語るなど、ミランの一員として溶け込もうという意欲が窺える。そんなロナウドにアンチェロッティ監督は「順調にコンディションを上げているようだ。土曜日のシエナ戦ではスタメンで起用使用と考えている」と語った。

リボルノ戦ではゴールはならなかったが、スタメンとなればゴールも大いに期待できる。ロナウドは「ミランに移籍してここまで非常にいい感じできている。イタリアに戻る選択をしたのは自分の人生の挑戦でもある。この挑戦に何としてでも勝利したい」とやる気を漲らせている。これまで数々の栄光を築いてきたが、スターであるがゆえに高い要求と好奇の目に晒され、挫折も味わってきた。新天地でまだまだサッカー界の主役であることを印象づけられるか。その答を導き出すのは本人次第だ。