フランス代表で史上最多のキャップ数(126試合)を誇るリリアン・テュラムがカナル・プリュス局のトーク番組に出演し、今後について“本音”を語った。番組放映の14日に先駆けて、フランス通信(AFP)が報じている。

 テュラムは、2008年の欧州選手権(ユーロ2008)について、「私はもう35歳。ユーロはとても遠い先だ。それに、いまのところバルセロナであまりプレーしていない。もしこれが続くようなら、ユーロまで行くことは大変だろう。プレーの機会が少ないと高いレベルに残るのは難しい。非常に有能な若い選手たちもいる。(若手が台頭してきたら)おまえの時代は終わった。もう当てにしていない。こう言われたとしても当然だ。高いレベルでなくなれば、場所を譲らなければならない。単純なことだ。しがみつくべきではない」と、代表を退いて若手に機会を譲るのも遠くないことをほのめかした。