第24節の対バランシエンヌ戦(10日)で2−5の大敗を喫し、2部降格の危機がさらに深刻になったナントが12日、ついにジョルジュ・エオ監督を解任した。レキップ紙などが報じている。

 ナントは今シーズン、開幕6試合で3敗3引き分けと低調なスタートを切り、ル・ディゼ監督が更迭された。監督補佐から昇格したエオ監督は就任直後のマルセイユ戦で勝利を収めたが、その後は3連敗するなど低迷が続いた。5カ月に満たない在任期間の戦績は4勝8敗6引き分け。18試合で勝ち点18しか上げられず、19位で引き継いだチームを19位のまま後任に譲ることになった。後任には、監督補佐のミッシェル・デル・ザカリアン氏が昇格する。

 今シーズン3人目の監督を迎えたナントだが、かつてはわずか3人の監督で29年間続いた時代(1960年〜1988年)もある。その間、6度のリーグ優勝に輝いた。