今度こそ!ものを2割減らして家中すっきり♪


【イラストで見る】ものを手放すときに大事なキーワードは?

リビングには、しまいきれない服が散らかり放題。クローゼットも、引き出しも、片づけなければいけないのは分かっているけれど、ものを減らすのがどうも苦手。そんな人でも、無理なくものを手放せるテクニックをご紹介しましょう。減らす目安は2割。土日にまとめて家の片づけをしようと思っている人は、ぜひ試してみてください!

石阪京子さん


教えてくれたのは…

▷石阪京子さん

片づけアドバイザー。家と心と向き合い、暮らしにくさの悩みを持つ人々に寄り添う片づけテクニックが人気。メディアで活躍するほか、定期的にオンライン講座なども。https://kyokoishizaka.blog.jp

■あなたの家が散らかっている原因は?

やっぱりものが多いと片づかない

「片づいた家にするにはやはり、物量を減らすことが大事」と片づけアドバイザーの石阪京子さん。収納スペースに対して、7割の量が理想だといいますが、そんなに減らすのは難しいと感じる人も多いはず。

「片づけたいからといって、むやみにものを減らす必要はありません。いらないものをどうにか見つけようとして捨て過ぎるとメンタルを害してしまうし、捨てたからといって暮らしがよくなるとは限らないからです。ものを減らすよりも先に必要なのは、『なぜ減らさないといけないのか』を考えること。実際に、ものが多くても片づいている人はいます。それは片づけの動機がしっかりとあって、上手に手放せているからです」

まずは暮らしの中の不便さや困り事と向き合って

その片づけの動機はどう見つけたらいいのか、石阪さんに教えてもらいました。

収納が使いにくくてイライラしてしまうとか、ものをなくしたり、忙しいときに『あれどこ?』などと家族に聞かれたりして、いざこざになっていませんか? そんな不便さや困り事を書き出して、 “見える化” するのがおすすめです。自分の心の中、頭の中としっかり向き合うことができ、ものを手放そうと思えるようになります。最初は2割減らすことを目標に、難しければ1割からでもいいので、自分のペースで始めてみて」

■捨てられない人のためのものを手放す3つのキーワード

うまくものを減らせない人は、次の3つのキーワードを意識して片づけを始めてみましょう。

キーワード1 自分の好きなものは無理に捨てなくていい!

ものが多い人は、集めるのが好きだったり、やりたいことがたくさんあったりして、つい買ってしまうのが特徴。

「好きなものだからこそ、その収納がより快適になるように見直すことが大切です。そのためには、気分が上がらないものから手放してみて」

自分の好きなものは無理に捨てなくていい!


キーワード2 自分の価値が上がるものだけを残そう

身に着けるものや毎日使って目にするものが汚れていたり、壊れたりしていると、気分も下がりがちで、人に与える印象もイマイチ。

「『これは自分の価値を下げるかも』と思うところから減らしていくと、自然といいものに囲まれて、気分も暮らしも充実するはず」

自分の価値が上がるものだけを残そう


キーワード3 誰かに使ってもらうことで手放す罪悪感を持たない

「捨てられない人は、実はやさしい人。もったいないとか、捨てたらかわいそうなどと自分を責めてしまいがちです。捨てるのではなく、誰かに使ってもらう手放し方を選べば、そんな罪悪感を減らせます」

人にあげて喜ばれたり、お金に変わったりすれば気分もアップ!

誰かに使ってもらうことで手放す罪悪感を持たない


■無理なくできる!減らし方のキホン

収納場所にかかわらず、ものがあふれているときにどんなふうに片づけを始めたらいいのかを石阪さんがレクチャー。このキホンを踏まえながら、自分のペースで、不便さや困り事を感じる場所のものを減らしてみましょう。

STEP1 収納スペースに何を入れたいか考える

ものを減らしても散らかるのは、収納する場所が定まっていないのも原因の一つ。

「例えば自分の洋服やバッグがリビングなどにも置かれている場合、クローゼットに『自分のものはここに全部収納する』と決めると、家族の共有の場所が散らかりにくくなります」

収納スペースに何を入れたいか考える


STEP2 どのくらい減らせば無理なく納まるか見極めて

入れたいものが決まったら、きちんと納まるかどうかが大事。

「あふれる分は減らし、そのスペースに入る量を基準にすることで、片づけたあともリバウンドしにくく、散らかりを防げます。減らしてもまた散らかるようであれば、まだものが多い証拠なので、見直しをしてみて」

どのくらい減らせば無理なく納まるか見極めて


STEP3 思い切って全部出すと、不要なものが見えてくる!

「ものがパンパンに納まっていると、中には明らかに使っていないものや忘れていたものなどが必ずあります。こういったものは捨てるのが苦手な人でも手放しやすいので、思い切って全部出して判断を」

引き出し1つ分など狭いスペースから始めると無理なく片づけられます。

思い切って全部出すと、不要なものが見えてくる!


* * *

面倒臭いからと、洋服を詰め込みすぎて開かない衣装ケースや、足の踏み場もないほど靴が散らかる玄関を、そのままにしている人も多いはず。そもそもものが多すぎるのが問題だとわかったので、「減らし方のキホン」を参考に、片づけを始めてみましょう!

イラスト/ naohiga

文=高梨奈々