PSV戦で得点を決め、喜ぶゴッツ photo/Getty Images

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昨季は5位と失意のシーズンを過ごしたアヤックスは、ニースで結果を残したフランチェスコ・ファリオーリ氏を新指揮官として招へいし、新シーズンを戦っている。今季はここまで11試合を消化して勝ち点26を稼ぎ、PSV、ユトレヒトに次ぐリーグ3位のまずまずな成績を残している。

そんな新体制のアヤックスで輝きを放っている若手がいる。FWミカ・ゴッツだ。ベルギー出身の19歳は2023年にヘンクからアヤックスに加わり、ファリオーリ体制では継続して出場機会を与えられている。

彼が今季最も輝いたのは、現在リーグ首位を走るPSVとの一戦だ。ベンチから出番を待ち、61分に投入されると、74分に決勝ゴールを挙げてチームに勝ち点3をもたらした。続くELマッカビ・テルアビブ戦でも得点を決めており、調子の良さがうかがえる。

「私がこれまで見た試合で彼を思い出させるような選手を挙げるなら、それはエデン・アザールだ。オランダ人ならロッベンと比較する」

ゴッツは左サイドを主戦場とするアタッカーで、『Eleven Sports』のジェロン・ロッペ氏はアザール、アリエン・ロッベンの2人のドリブラーを彷彿とさせる選手であると語っている。

『Marca』によると、ゴッツはネイマールを自身のアイドルとしており、将来的にはブラジル代表FWがスペインで所属したバルセロナのライバル、レアル・マドリードでプレイすることを夢見ているという。