[写真]=CEV

写真拡大

 13日、欧州バレーボール連盟(CEV)が開催する男子チャンピオンズリーグ(CL)のリーグラウンド第1節が行われ、石川祐希が所属するペルージャは、ホームでチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェと対戦し、3-0のストレート勝ちで初戦を白星で飾った。

 石川にとってはキャリア初となるCLの舞台。大事な初戦ではすべてのセットでスタートからの起用となった。2セット目に関しては20点目以降にカミル・セミニウクと交代するシーンもあったが、角度をつけたインナースパイクや相手ブロックを利用して得点を決めるなどして、チーム3番目となる11得点を決め、ほとんどの時間コートに立ち得点を重ねた。一方のレセプションでは、相手サーブに何度か乱され、石川がレシーブしたボールが長くなり、相手コートに返りそうになる場面が見られたが、セッターのシモーネ・ジャネッリが上手く処理してトスを上げ、攻撃に繋げていた。

 チームとしては、1、3セット目はペルージャが連続ポイントを重ね終始優勢で試合を進めたが、2セット目は序盤に連続ポイントを許し追いかける展開になった。しかし中盤で逆転に成功、拮抗した試合展開となったが、デュースには持ち込ませず勝ち切り、相手にセットを与えなかったことが大きかった。

 そんなCL初戦を終え、石川は自身のインスタグラムを更新し「Champions League 開幕。良いスタート切れました。自分にとって初Champions League なので思い切り楽しみます」と、WCLの開幕に心を躍らせた。

 また自身のXでも開幕戦について、「今日の試合は3-0でしっかり勝ちきれたことと、僕自身も初めてのチャンピオンズリーグで試合に出ることができたので良かったです」とストレートでの勝利と初のWCLでの試合出場を喜んだ。続けて、「プレー的にはまだまだ改善点がある試合だったと思うので、ひとつずつ改善して、もっともっと強くなれるように戦っていきたいと思います」と今後の試合に向けて、自身のプレーの改善についても言及した。

 白星発進となったペルージャの次戦、リーグラウンド第2節は20日(水)4:00からフランスのサン・ナゼールとのアウェーでの試合が控えている。