今年74歳、3度のがんを経験。死を覚悟した事もあった。今年の入院中、生きる力をもらった日の出を絵に描いた

2024年11月12日 9時0分

がんと告知された時の不安、がんと共に⽣きる決意、そしてがんの経験を通して変化した⽣き⽅など、⾔葉だけでは伝えきれない想いを絵画・写真・絵⼿紙で表現する「場」があります。がんサバイバーの方の思いが詰まった作品を紹介します。

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今年（2024年）で74歳になります、昨年12月定期検査で食道がんが見つかりました。

今年1月4日入院、翌日手術に、幸い初期発見で2週間で退院、転移もなく軽度の食道がんでした。

私のがんの病歴は2003年53歳の時に顔面眉毛横のほくろの皮膚がん、2008年（58歳）胃がんの全摘手術です。

胃がんの手術時は死を覚悟し手術にのぞみました、切開摘出で6時間かかり、すい臓の炎症等もあり入退院を繰り返しながら、完全な社会復帰まで5ヶ月近くかかりました。

退院できた喜びと同時に、自分のこれからの生き方を見直す時間にもなりました。

2年後（60歳）定年となり嘱託社員での仕事を持ちながら登山・旅、気ままに、想いのまま間に今までできなかった事をやり70代には絵手紙教室に通い又県立公園内のボランティア活動にも参加し、人生の残りの時間を大事に過ごしたく思っております。

今年入院した病室の東側窓から上る朝日には感動しました！！

『生きる力をもらう』日の出を描いてみました。

第14回　リリー・オンコロジー・オン・キャンバス
がんと生きる、わたしの物語。コンテスト　受賞作品一覧

【入選】
・写真部門『最後の手打ちうどん』
・絵手紙部門『朝日さす』

第13回　リリー・オンコロジー・オン・キャンバス
がんと生きる、わたしの物語。コンテスト　受賞作品一覧

【最優秀賞】
・絵画部門『きらきらゆらゆら悔いなく自分らしく』
・写真部門最優秀賞『焼きおむすび』
・絵手紙部門最優秀賞『看護師達』

【優秀賞】
・絵画部門『おかあさんありがとう』
・写真部門『はじめて並んで歩いた日』
・絵手紙部門『大丈夫』

【入選】
・絵画部門『再生した私』
・写真部門『自然のいのちとわたしの生命（いのち）』
・絵手紙部門『あなたの分も生きていきます』
・絵画部門『また逢う日まで』
・写真部門『家族』
・絵手紙部門『「おいしいね」と言える幸せ

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