守田らスポルティングの選手たちに胴上げされるアモリム監督。(C)Getty Images

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 愛弟子から恩師へ。別れと感謝を告げた。 スポルティングのルベン・アモリム監督は、成績不振で途中退任したエリク・テン・ハーフの後任として、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。現地時間11月10日に行なわれた第11節のブラガ戦(4−2)が、ポルトガルでのラストマッチとなった。 守田はこの一戦に2点ビハインドの57分から出場。すると、ピッチに入った直後にCKからのこぼれ球を押し込み、反撃の狼煙を上げる。 日本代表MFの勢いは止まらない。モーテン・ヒュルマンが同点弾を挙げ、2−2で迎えた89分にはさらに、コンラド・ハーダーの勝ち越し点をお膳立て。1ゴール1アシストの大活躍を見せ、アモリム監督を勝利で送り出した。【動画】逆転の口火を切ったのは守田!途中出場直後に叩き込む!

 守田は試合後、インスタグラムを更新。去り行く指揮官をチームで胴上げする写真を添え、英語でこう綴った。「Are you happy now? If you are happy, I am happy too. I will never forget those words you said to me on the pitch that day. This time it's my time to tell you that. I wish you success in your new chapter. Muito obrigado」「『君は今、幸せか? 君が幸せなら、私も幸せだ』。あの日、ピッチであなたが言ってくれたあの言葉を、僕は決して忘れません。今度は僕がそれを伝える番です。新たな一歩が成功するよう祈っています。本当にありがとうございました」 2022年夏に加入以来、3シーズンに渡って師事したアモリム監督は、守田にとって非常に大きな存在であるようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部