国民民主党の玉木雄一郎代表(2024年11月8日撮影)

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2024年11月11日、国民民主党玉木雄一郎代表について、写真週刊誌で「高松観光大使」を務める元グラビアアイドルとの不倫デートが報じられた。

報道を受け、玉木氏による「性的行動をチェックする国民民主党の修正案」に関する過去の投稿がにわかに注目を集めている。

「性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい」

玉木氏をめぐっては、FLASHが11日に「【独占スクープ】玉木雄一郎氏『高松観光大使』元グラドルと隠密不倫デート&地元ホテルで逢瀬...取材には『家族との話し合いが終わっていない』」とのスキャンダルをウェブサイトで報じた。

玉木氏は同日、記者会見を行い報道内容について「おおむね事実」と認め、謝罪した。

こうした報道を受け、注目を集めているのは玉木氏が4月に投稿した元防衛副大臣の宮澤博行氏をめぐる"アドバイス"だ。宮澤氏は「パパ活不倫」が報じられ、議員を辞職している。

宮澤氏のスキャンダルに際し、玉木氏は「宮澤博行氏のケースは、政務三役にもセキュリティクリアランスが必要なことを示している。週刊誌で報じられた事案は、防衛副大臣就任以前の話であり、現在の仕組みではチェックから漏れていたわけだから、新たなシステムが必要だ。性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい」としていた。

「完璧な伏線回収」「素晴らしいブーメラン」

「性的行動をチェックする国民民主党の修正案」とは、国民民主党が提言していた「セキュリティ・クリアランス法案」の修正内容だ。いわゆる「ハニートラップ」への対抗策であり、国民民主党はより厳しい適用を求めていた。

玉木氏は3月にも、Xで「今朝、国民民主党の政調会議で、セキュリティ・クリアランス法案に修正について議論。法案には調査事項として明示されていない『ハニートラップ』に関して、『性的行動についての節度に関する事項』を盛り込むことを決定。あわせて、大臣をはじめとした政務三役が適性評価の適用除外となっている点についても議論したが、法制局によると憲法68条の総理の閣僚任命権との関係で難しいとのこと。最後まで議論を重ね、なんとかしたい」とつづっていた。

 

時を経て、玉木氏にもその矛先が向いてしまったようだ。投稿には不倫報道があった11日からコメントが急増し、「『性的行動をチェックする国民民主党』の代表が女性問題をおこしたんですか」「完璧な伏線回収で感動した」「素晴らしいブーメランだな。グラビアアイドルだから大丈夫じゃんとはならないよね」など、皮肉めいた反応が相次いでいる。