レディ・Cにキックを浴びせるテクラ(左)と渡辺桃

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 女子プロレス「スターダム」のゴッデス王者・渡辺桃(24)&テクラ(31)が、タッグリーグ初戦で大暴れだ。

 9日の東京・ニューピアホール大会で右手首の負傷で約1か月間欠場していたテクラが復帰。この日、ようやくそろった2人は先月26日に開幕したタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」ブルーゴッデス公式戦の初戦で妃南&レディ・Cと対戦した。

 右手首に包帯を巻いた状態で現れたテクラだったが、何やら包帯の中に隠している様子。凶器と化した右腕で妃南を殴りつけボコボコにした。

 13分過ぎ、王者組は好連係を連発。テクラがレディにスピアーを決めると、すかさず渡辺がハイキックでなぎ倒した。最後は渡辺がレディをBドライバーで仕留め3カウントを奪った。

 試合後、マイクも持ったテクラは「スケベたち、お待たせしました! テクラの腕はもう大丈夫、完璧。タッグリーグを勝ち抜いて、桃とチャンピオンであり続ける」と絶叫。テクラの言葉にうなずきバックステージに現れた渡辺は「テクラが帰ってきて、ようやくこれからタッグリーグが始まる。まあ、雑魚しかいないから優勝するのは簡単でしょ」と高笑いだ。

 渡辺は新日本プロレスとの合同興行(17日、エディオンアリーナ大阪)でIWGP女子王者の岩谷麻優(31)に挑戦する。タッグリーグ初戦から快勝し、王座取りに弾みをつけたが「今日戦ったあいつら弱すぎて、弾みにもならなかった。まあ、後の試合もクソみたいなヤツらだから、適当にあしらってIWGP(女子)に備えるよ」と語った。