ダウンタウン・松本人志側がコメントを発表、活動再開にも言及
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)の週刊誌の記事を巡る裁判で、松本側が訴えを取り下げたことを受け、吉本興業は8日、公式サイトで、松本側の代理人らの連名によるコメントを発表した。
33年前、“日本中の女性を敵に回した”女優。56歳のリアルな悩み「松本人志氏と(株)文藝春秋らとの間における訴訟に関するお知らせ(八重洲総合法律事務所)」と題し「当職らは、松本人志氏を代理して、(株)文藝春秋ほか1名を被告とし、松本人志氏の名誉を回復すべく、訴訟活動を継続してまいりました。しかしながら、この度、被告らと協議等を重ね、訴訟を終結させることといたしましたので、ご報告いたします」と発表した。
この文書では「この訴訟終結に関する松本人志氏のコメントは、下記のとおりです」とした。以下全文。
「これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。
松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直におわび申し上げます。
なお、相手方との間において、金銭の授受は一切ありませんし、それ以外の方々との間においても同様です。
この間の一連の出来事により、長年支えていただいたファンの皆様、関係者の皆様、多くの後輩芸人の皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをおわびいたします。どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします」。
また、同社は「弊社といたしましては、関係各所およびファンの皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたこと、改めておわび申し上げます。松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」とした。