松本人志 文春訴え取り下げ…2カ月前に流れた「もうすぐ和解」怪情報と芸人仲間が聞いていた熱烈“復帰願望”
11月8日、日本中が注目する裁判が意外な結末な迎えたことが、各紙で報じられた。松本人志が「週刊文春」に対して5億5千万円の賠償金を求めた訴えを取り下げると、発表されたのだ。
「ことの発端は2023年の12月、『週刊文春』で松本さんが2015年に2人の女性に対して性加害をおこなったと報じられたことです。記事によると、女性らは高級ホテルで開かれた飲み会で同意のない性行為が行われたと主張しました。
これに対し、松本さんは自身のXで1月に『事実無根なので闘いまーす』と投稿。裁判に注力するために芸能活動を休止しました。そして、名誉を傷つけられたとして、発行元である文藝春秋社と同誌編集長を訴えました。
3月に口頭弁論がスタート。8月に第2回口頭弁論手続きがおこなれる予定でしたが、今月11日に延期していました。このままでは一審判決までに2年はかかると見られていたのですが、手続き直前に“取り下げ”が公表されたのです」(芸能記者)
性加害報道から約1年。年内での決着となったわけだが、今から約2ヶ月前には「電撃和解」の怪情報が流れていた。
「弁論手続きの延長はかなり珍しいことから、“和解するのではないか”と一部週刊誌が報じていました。これに対して、松本さんの代理人である田代政弘氏は『私は否定も肯定もしません』と曖昧な発言をしていたんです。
『週刊文春』で被害を訴えていたA子さんは、裁判になっても証言台に立つという報道でしたし、一向に松本さん側に有利な要素が出てくる気配はありませんでした。松本さん側が“焦り”を感じていたのは間違いない。今年の夏の時点ではすでに、“徹底抗戦”を辞めて振り上げた拳を降ろすか、という方向で検討をすすめていたのでしょう」(同前)
松本の所属する吉本興行の芸人は本音を漏らした。
「芸人仲間の間では、松本さんは訴訟を取り下げるだろうと前々から言われていました。というのも、松本さんの意識も徐々に変わってきて、裁判云々よりも『早く復帰したい』という気持ちが勝るようになったようなんです。これ以上裁判が長くなれば復帰タイミングを失いかねず、松本さんが折れるしかないんじゃないかと見られていました。ただ、裁判を取り下げたからといってテレビ局やスポンサー各社がどう考えるのかはわかりません。年内復帰は難しいと思います」
今後の焦点は地上波への復帰タイミングか。