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 俳優の北村有起哉(50)が8日放送のNHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)の「プレミアムトーク」にゲスト出演。自身の父親で文学座の名優だった北村和夫さんについて話した。

 北村は父について「例えば学校で“お前の親父俳優なんだって?名前何ていうの?”って聞かれてしぶしぶ答えても“え、知らないな”とかっていう感じで。わりとテレビとかでもてはやされている系の人ではなかったので、知る人ぞ知る系のちょっと年配の方以上の人はみなさん知っているような…だからあまり僕自身もちやほやされることもなく育ったんで」とコメント。

 和夫さんは同局のNHK連続テレビ小説31作目となる「おしん」におしんの義父・田倉大五郎役で出演しており、自身は現在放送中の111作目で女優の橋本環奈がヒロインを務める「おむすび」でヒロイン・結の父親役を演じている。朝ドラでヒロインの父親役を演じるのが長年の夢だったという北村は「これもあったんでいつか朝ドラのお父さん役を絶対やりたいっていうのは実はこの父の作品もあるんですけどね」と明かした。

 さらに、「ちょっと青臭い言い方ですけど父を越えてやるとか、そういう若かりし頃にそんなことばかり思ってたときは朝ドラでちゃんとお父さん役をすることで世間もただの七光りじゃなくてって認めてくれるんじゃないかなっていうのはありましたね」と振り返った。