WEリーグ杯 準決勝組み合わせ決定 INAC神戸は川澄擁する新潟Lと対戦 2日のリーグ戦では快勝
女子サッカー・WEリーグのカップ戦、「2024-25 WEリーグ クラシエカップ」の決勝・準決勝組み合わせ抽選会が、7日に行われ、準決勝の対戦カードが決まりました。
今シーズンのWEリーグカップは6日にグループステージの最終戦が行われ、その結果、グループAがサンフレッチェ広島レジーナ、グループBはアルビレックス新潟レディース、グループCはINAC神戸レオネッサが、それぞれ首位を確定し、ベスト4に進出。昨シーズンのWEリーグ王者でAFC女子チャンピオンズリーグ2024/25出場のためシードされている三菱重工浦和レッズレディースをあわせた4チームが、12月8日(日)に長崎のPEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピースタ)で行われる準決勝を戦うことになります。
抽選会の結果、準決勝の組み合わせは次のとおりです。
・第1試合(12時キックオフ)
サンフレッチェ広島レジーナ vs.三菱重工浦和レッズレディース
・第2試合(午後3時45分キックオフ)
INAC神戸レオネッサ vs.アルビレックス新潟レディース
そのうち、INAC神戸と新潟Lは、2日にWEリーグ第7節で対戦したばかり。そのときはINAC神戸が3-0で快勝しています。
リーグカップ戦初タイトルを狙うINAC神戸の水野蕗奈選手は、「アルビレックス新潟レディースさんは個々の技術もすごく上手で、みんな上手いと思うので、そういうところで負けないよう自分たちのサッカーをして勝てるようにしたい。今シーズンの初タイトルであり、1個目となるタイトルを取れるように頑張りたい」と抱負を述べていました。
一方、新潟Lの川澄奈穂美選手は、「(INAC神戸は)とても強いチームというのはわかっている。縦の強さやワイドからのクロスでゴールに迫るなど、多彩な攻撃が魅力。早い時間に得点し、守備の堅さがあるチーム」とINAC神戸を警戒。そのうえで、「カップ戦では昨年、決勝で(広島にPK負けという)悔しい思いをしている。今シーズンは本気でタイトルに挑むなか、このカップ戦もそうだが、そこは全員でタイトルを目指して、長崎で勝てるようにしたい」と意気込みをコメント。長崎生まれ、故郷凱旋となることもあり、今回の準決勝を特に楽しみにしているようで、「一人でも多くの方に長崎のスタジアムに来てもらいたい」と来場を呼びかけていました。
なお、決勝は12月29日(日)午後1時から、東京の国立競技場で行われます。WEリーグによると、準決勝・決勝は一部席種をのぞいて無料招待になるとのこと。詳細はWEリーグの公式サイトに掲載されています。