東京証券取引所

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 7日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比99円26銭安の3万9381円41銭だった。

 3営業日ぶりに値下がりした。

 前日の米国では、米大統領選でトランプ前大統領の当選が確実となった。トランプ氏の法人減税策で企業業績が向上するとして、米ダウ平均株価(30種)が大幅に上昇し、史上最高値を更新した。この流れを引き継いだ東京市場は、取引開始直後に日経平均が一時400円超値上がりした。

 ただ、東京市場は前日にトランプ氏の当選を織り込んで1000円超上昇した。当面の利益を確定する売りが広がり、一時400円以上の値下がりに転じた。その後は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策の公表を控えた様子見姿勢もあり、値動きは縮小した。

 東証株価指数(TOPIX)は27・16ポイント高い2743・08。