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 タレントの中山秀征(57)が6日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)にゲスト出演。レジェンドとの驚きのエピソードを語った。

 テレビ朝日で放送されていた深夜の生放送番組「M10(マグニチュード テン)」(1992〜1993年)で、2014年に他界した、やしきたかじんさんが料理を振る舞うコーナーで事件は起こった。ゲストは自身とタレントの大竹まこと。スタジオは「ピリついている」と大物を迎えるにあたり、すでに緊張感が走っていた。

 「たかじんさんって凄くマメなんですよね。料理もお好きだからレシピを全部書いて、全部スタッフに送っている」とたかじんさんは当コーナーを行うにあたって緻密な準備を進めていたという。

 ところが生放送中、たかじんさんとフロアディレクターの間で何やら不穏なやり取りが。「(たかじんさんが)“お前に聞いてんだよ”って始まるわけですよね。“味の素ないんかい”って」とし最終的には「“お前に聞いとんじゃーーー!!”って」と調味料を用意し忘れたスタッフに激怒。すると「たかじんさんがそのまま帰って」と一旦CMを挟んだというが「CM明けは俺と大竹さんしかいない」と当時の混乱ぶりを明かした。

 この後、中山は「たかじんさんの番組でたかじんさんいないんですよ。レシピを見ながら料理を作ったんですよ」と大竹となんとか生放送を成立させたというが「たかじんさん、降りました」と結局たかじんさんは番組を降板してしまったという。