鈴木彩艶の“特大キック”には中継カメラも降参!? 超人ロングフィードは「異次元すぎる」「もはや反則」「戦況が一変する」
【セリエA】パルマ 0−1 ジェノア(日本時間11月5日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ)
パルマのGK鈴木彩艶がセリエA11節のジェノア戦で、70m級のロングフィード一発で相手プレスを完全に回避してみせた。これにはファンも「戦術ザイオン!」「一気に戦況が変わる」と興奮していた。
注目のシーンはゴールレスで迎えた49分だ。パルマが最終ラインからビルドアップして前進を図る。CB同士で横パスをつないで揺さぶろうとするも、ジェノアの2トップの連動したプレスを受けて後退せざるをえない。強烈な圧力を受けたDFボトンド・バログは鈴木へバックパスをした。
それを合図にジェノアのプレスが迫力を増し、FWアンドレア・ピナモンティが鈴木に勢いよく寄せていく。しかし、日本代表の若き守護神はまったく動じない。足元にトラップすると、ワンステップで右足を振り抜き前線にロングフィードを送った。相手に至近距離まで寄せられた状態だったが、キックの飛距離と精度は落ちず。中継映像から見切れるほどの高弾道のボールがセンターサークルを悠々と越えていった。
最終的に約70m級のロングフィードは相手DFに処理された。それでも、鈴木のキックはプレスを回避し、ジェノアの最終ラインを押し下げることにも成功。一発で盤面をひっくり返してみせた。
このシーンにはサッカーファンも注目。「その状況から距離出してくれる彩艶のフィードたすかるなあ」「彩艶があのステップであの飛距離出すからマジで一気に戦況変わるの面白い」「彩艶砲ゴリ押しすぎん?」「信頼と安心のザイオンキック」「ワンステップで、あれだけ飛ばすのは反則」「異次元過ぎる」などSNSで称賛の声を送っている。
7試合連続で先発した鈴木はロングフィード以外にも好セーブを見せるなど、攻守に存在感を放った。しかし、80分に弾いたボールを押し込まれ、パルマは0−1でジェノアに敗れた。パルマは続く12節でヴェネツィアと対戦する(日本時間11月9日)。
(ABEMA de DAZN/セリエA)