橋下徹氏

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 橋下徹弁護士が6日にX投稿。国民民主党の玉木雄一郎代表が、立憲民主党・野田佳彦代表と会談し、「103万円の壁」見直しに協力したい旨の申し出を受けたとして感謝する一方、立憲内に「盛んに反対の意見を発信されておられる方」がいると指摘した件について、見解を記した。

 橋下氏は、衆院の自公過半数割れによって政策議論が重要になっている状況に「これからは組織対組織の関係が重要になる」と指摘。そのうえで「組織に何の責任も負わないペーペー政治家が連携可能性のある相手組織を腐せば連携など成立しない」と断じた。

 国民・玉木代表は5日のX投稿で「立憲民主党側から103万円の壁の見直しについて協力したい旨のお申し出をいただきました。大変ありがたいことですが、盛んに反対の意見を発信されておられる方がいらっしゃるようなので、まず党内でしっかり意見の統一を図っていただけませんかとお願い申し上げました」と伝えていた。

 橋下氏は「組織内議論は組織内でしっかり行うべきで、Xを利用して連携可能性のある組織のことを腐してはいけない」と投稿。「このように新しい政治のあり方が想像できないのは飲み食い政治家や国対重視政治家と同じ」とつづった。