『ジュブナイル』『リターナー』が4Kで蘇る!
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 映画『ゴジラ-1.0』の監督・脚本・VFXを手掛けた、山崎貴の監督デビュー25周年を記念して、デビュー作『ジュブナイル』(2000年7月15日公開)と2作目『Returner リターナー』(2002年8月31日公開)が、4Kデジタルリマスター版となって、11月22日より各作品1週間限定で劇場公開されることが決定した。

 『ジュブナイル』は、奇妙な小型ロボット・テトラと出会った少年少女たちの冒険を描くSFファンタジー。山崎監督の映画デビュー作となり、香取慎吾、鈴木杏、酒井美紀らが出演した。デビュー2作目となる『リターナー』は、金城武を主演に迎えたSFアクション。ブラック・マネーを奪還し、依頼者のもとへ送り届ける“リターナー”・ミヤモト(金城)が、謎の少女ミリ(鈴木杏)の依頼を受け、地球の未来を救うミッションに挑む。

 山崎監督の原点ともいえる2作品を、白組、ROBOT、Imagica EMS による最新4Kデジタルリマスター技術で復元。劇場公開から20年以上の時を経て、オリジナル35mmネガ原版から4KDCPへ生まれ変わった。

 山崎監督は、初期段階から4Kデジタルリマスター制作に関わり「まるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました」とその完成度に興奮。また、両作品に出演した鈴木も「自分がリマスターされる当事者になって、ああ、過去と今、そして未来までもを繋げてくれるのだな、とその奥深さに感動しています」とコメントを寄せている。

映画『ジュブナイル』は11月22日(金)〜11月28日(木)、映画『Returner リターナー』は11月29日(金)〜12月5日(木)4Kデジタルリマスター期間限定公開

山崎貴/監督・脚本・VFX

久しぶりにジュブナイルとリターナーを観ました。
4Kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。
二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、
映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました。
みんな若くて、画像が生々しくて、なんだかそのまま映画の中に引きずり込まれそうな、
引きずり込まれたいような甘い郷愁が押さえようもなく胸の内に立ち上ってきて、
ちょっと泣いてしまいそうになりました。
ずっと映画を作ってきましたが、最初の二本に内包された若さやせつなさはもうはっきりと手に入らないんだなと感じました。
色々足りないところもある映画ですが、久しぶりに劇場に足を運んでもらえると嬉しいです。

鈴木杏/『ジュブナイル』『リターナー』出演

蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。
面白いし、エモいし、大変!
あれ?『ジュブナイル』の時、山崎監督はいくつだったんだっけ? と計算してみたら、
今の私とほぼ同い年。改めて尊敬。その才能と努力で次々と夢を叶えてきた山崎監督の今後の作品がますます楽しみです!
4Kデジタルリマスターの凄さ、正直今まであんまりよくわかっていなかったけれど(ごめんなさい)自分がリマスターされる当事者になって、ああ、過去と今、そして未来までもを繋げてくれるのだな、とその奥深さに感動しています。