自分の内面を知ることができれば、当然、もっと上手に自分を表現できることにもなる。そういう意味では最高のタイミングでファースト写真集を出せたのではないか、と思う。じつはこのインタビューの最中に、出来たてホヤホヤの写真集が到着。本人がはじめてファースト写真集を開く、というレアな瞬間に立ちあうことができた。

 感動と興奮で手先が震えてしまい、数分に渡り、シュリンクを剥けない、というアクシデントもあったが、写真集との初対面に満面の笑顔を浮かべた宮粼想乃は「こうやって紙になって、本になって……この重みを感じて、ものすごく実感が沸いてきました! ひとりでも多くの方に見ていただきたいですね」と写真集を抱きしめた。

「アイドル時代からずっと応援してくださっている方もいれば、私が出演した舞台を見てくださったことがきっかけでファンになってくださった方もいる。ひょっとしたら、この写真集ではじめて私を知ってくださる方もいるかもしれない。きっと、同じ写真集を見ても、それぞれの方で見え方だったり、感想が全然、違ってくると思うんですよ。いまはとにかくたくさんの方々の反応を知りたいので、みなさん、どんどん教えてください!」

 最強のビジュアルメンバーがアイドルを卒業してから約2年。満を持して世に放つファースト写真集。その美しすぎて、充実しまくった内容から世間に“見つかる”予感――。

【前編はこちら】宮粼想乃、初写真集到着に数分にわたり興奮「佐賀での写真はより“素の表情”になっています」