勝利後に笑顔を見せたドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

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劇的サヨナラ勝利…大谷は試合終了から22分後に帰路へ

【MLB】ドジャース 6ー3 ヤンキース(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(7回戦制)第1戦に「1番・指名打者」で先発出場。8回にワールドシリーズ初安打となる右越え二塁打を放ち、同点を呼び込んだ。チームは延長10回にフレディ・フリーマン内野手が満塁弾を放ち、6-3で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めると、22分後には帰路につく大谷の姿があった。

 劇的逆転勝利の“余韻”を感じるのは一瞬だった。大谷は試合が終わるとすぐに帰宅の準備を整えていた。サヨナラ勝利とはいえ、まだ初戦。世界一に導くため、すでに第2戦へ気持ちは向かっていた。

 大谷は、第2戦に先発登板予定の山本由伸投手よりも先に帰路へ。山本は大谷の約15分後に翌日の登板に備えて球場を後にした。日本投手では2007年レッドソックス・松坂大輔、2017年ドジャース・ダルビッシュ有以来のWS先発。大谷との“共闘”で、白星を掴みたい。(Full-Count編集部)