マウンドの感触を確かめながら投球練習をする佐々木(撮影・中島達哉)

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 3度目のCSファーストS第1戦の“開幕投手”を託されたロッテ・佐々木朗希投手(22)が11日、エスコンフィールドで前日練習に励み、決戦に向け闘志を燃やした。

 「1戦目は大事になってくると思う。自分のできることをやって、ゼロで抑えられるように頑張りたい」

 今季、日本ハム戦は5試合に先発し、0勝2敗と苦戦した。特にエスコンフィールドではマウンドへのアジャストに苦労。この日はマウンドから16球を投げ込むなど念入りに球場を確認し「フェアゾーンが複雑な形。ホームランも入りやすいので気をつけたい」と備えた。

 新庄監督の奇策にも「今年はいろいろやられているので、しっかり対策を練りながら」と警戒した。しかし、そんな中でもドンと構えるのが令和の怪物。「1試合で終わると思うので大胆に自分らしく投げるしかない」と本領を発揮する。

 「最初から出し切って、次のピッチャーにつなげられたら。勝っても負けても明日があると思って、開き直ってやっていきたい」。初戦を勝ち取り、チームに勢いをつける。

 ◆ロッテ予想スタメン

 1番・左翼 荻 野

 2番・二塁 藤 岡

 3番・右翼  岡

 4番・一塁 ソ ト

 5番・DH ポランコ

 6番・捕手 佐 藤

 7番・三塁 中村奨

 8番・遊撃 友 杉

 9番・中堅 藤 原

    投手 佐々木