会見で笑顔を見せる阪神・岡田監督(撮影・田中太一)

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 今季限りでの退任が決まっている阪神の岡田彰布監督(66)が11日、甲子園球場で「2024 JERA クライマックスシリーズ(CS) セ」の共同記者会見に出席し、12日から開幕するCSファーストステージ(S)のDeNA戦に向けて意気込みを語った。最後の戦いに挑む指揮官は“岡田節”を封印。「1年間の総決算。最後の最後まで、ゲームがある限り全力でいいゲームをしたい」と気持ちを込めた。以下、一問一答。

 −クライマックスシリーズ(CS)を前に意気込みを。

 「公式戦の最後すごく盛り上がった、そういう経緯を継続して、このクライマックス、ほんといい試合をね、最後の最後まで分からない、ファンに感動を与えるようなゲームをやっていきたいと思っている」

 −予告先発の発表を。

 「明日(12日)は才木浩人投手でスタートします。今シーズンは大躍進ということで、チームの勝ち頭でもあるし、当然1年間ローテーションを守ってくれたピッチャーなんで、大事な第1戦を託すのは当然と思う。才木投手に明日は託したいと思う」

 −DeNAで注意したい選手は。

 「バッターではやっぱり中軸の4人ですか。2番の牧選手から佐野選手、オースティン、宮崎選手、この辺がポイントゲッターなんで、どう抑えるか、どう塁に出さないか、その辺になってくる」

 −巨人の印象、攻略のポイントは。

 「阿部監督になって、新しいチームになって、最後までしぶといというか、そつのない、去年よりは細かい野球というか、キャッチャー出身の監督らしいチームに変わったのかなという印象はあります。攻略はまた対戦が決まってから、もう一度考えたいと思う」