引退を決断したイニエスタ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 アンドレス・イニエスタが現役引退を発表した。スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』など各国メディアが続々と報じている。

 同メディアは「彼は自身のソーシャルネットワーク上の動画を通じて、公式に発表した。彼は引退する」と伝え、そのキャリアを振り返る。
【動画】「ゲームは続く」イニエスタが現役引退を発表
「イニエスタはバルサとスペインサッカーの伝説として引退する。彼の記録には、バルサでリーグ優勝9回、コパ・デル・レイで6回、チャンピオンズリーグで4回、クラブワールドカップで3回、欧州スーパーカップで3回、スペイン・スーパーカップで7回のタイトルが含まれている。スペイン代表としてEUROで2回、ワールドカップで1回優勝し、決勝ではゴールを決めた。日本ではヴィッセル神戸でカップ戦やスーパーカップで優勝を果たした。さらに2012年にはUEFA最優秀選手賞を受賞した。

 バルサとスペイン代表を去った後、イニエスタは神戸でキャリアを続け、その後は最後のチームであるエミレーツクラブで現役を続行。スポーツ界の頂点に自らの名を残し、スポーツマンシップ、向上、価値観の模範となり、サッカーに別れを告げる」

 イニエスタが自身のSNSで公開した動画で、「あなたにとってフットボールとは?」との質問に言葉を詰まらせた稀代のマエストロ。ルイス・エンリケやジョゼップ・グアルディオラら縁のあるレジェンドたちがメッセージを寄せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部