木村拓哉主演『グランメゾン・パリ』12月30日公開決定!山下達郎とのタッグも
木村拓哉主演の人気テレビドラマ「グランメゾン東京」の映画版『グランメゾン・パリ』の公開日が12月30日に決定し、山下達郎が書き下ろした最新楽曲「Sante」(読み:サンテ)が使用された最新予告映像が公開された。
TBS日曜劇場枠で2019年に放送された「グランメゾン東京」は、全てを失ったフランス料理の一流シェフ・尾花夏樹(木村)が、鈴木京香演じる女性シェフ・早見倫子と出会い、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストランを作り上げようと奮闘する連続ドラマ。映画『グランメゾン・パリ』では、フランス料理の本場・パリを舞台に、アジア人初の三つ星獲得に挑む尾花たちの物語が、「グランメゾン東京」を担当した黒岩勉による脚本、そして映画『ラストマイル』も好調な塚原あゆ子監督との再タッグで描かれる。沢村一樹、及川光博、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛らテレビシリーズの続投組に加え、オク・テギョン(2PM)、正門良規(Aぇ! group)らが新キャストとして登場する。
「グランメゾン東京」では、木村主演ドラマとの16年ぶりのタッグとして主題歌「RECIPE(レシピ)」が話題を呼んだ山下。本作では、プロモーションのためだけに特別に書き下ろされた“チアリング・ソング”として、フランス語で「乾杯」を意味する、最新楽曲「Sante」が発表された。山下は「尾花夏樹、そして木村拓哉さんへの応援歌。最小限の音数に、無限の気持ちを込めて。 山下達郎」とコメントを寄せている。
そんな同曲が盛り込まれた最新予告映像では、フレンチのミシュラン三つ星店がひしめき合うフランスで、アジア人初となるフランス料理の“三つ星”獲得に挑む尾花率いるグランメゾン・パリの面々が、立ちはだかる世界の壁を前に、日々やるせない思いを感じている様子が映しだされる。そして「立ちはだかる 世界の壁」という文字に続き、グルーヴ感あふれる「Sante」のイントロが流れ出す。
三つ星を獲らなければ店がなくなってしまう焦りから、チームとの衝突を繰り返す尾花。だが紆余曲折を経て再生していく彼らの姿と、山下の歌声が言わずもがなの相性を見せる。ラストは、大きな力で思いっきりハイタッチする倫子と力強さに顔をしかめる尾花といった、ドラマのときから変わらない2人の関係性を感じる1コマと、並んで頬杖をついてうたた寝をする、ファンにはたまらない和やかなカットで締めくくられている。(高橋理久)