転がすだけで曲線や不規則な形状も計測できる充電式電子メジャー「Q21」
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
DIYはもちろん、引っ越しで家具の配置を考えるときなどにも、コンベックス(巻き尺)は欠かせないツールです。
信頼できるコンベックスをひとつ持っておけば、たいていの物を正確に測ることができますが、対象物によっては上手くいかないこともあるもの。
「Q21」は、曲がりくねった物の長さを測ることができるデジタルメジャー。コンベックスの弱点を補うことができるツールとして、要チェックのアイテムです。さっそく見ていきましょう。
ローラーの回転を検知して長さを計測
「Q21」には、ラバーで覆われたローラーが付けられています。
このローラーを転がすことで、本体の移動距離を算出し、長さを出すという仕組みになっています。
壁などに当たってローラーの接点が隅まで届かないような状況でも、本体サイズを計算に入れて計測するモードに切り替えれば、きちんと正確な測定値を出してくれます。
ローラーを覆っているラバーも十分に滑りにくく、対象物にしっかり喰い付くので、それほど力を入れなくても軽く転がせばOK。
使い勝手も上々です。
曲面で真価を発揮
しかし何といっても、「Q21」が役に立つ場面といえば、曲がった箇所の長さを測るときです。
円筒の周長を測れるのは当然ながら、もっと複雑な造形物でも問題ありません。対象物が真円なら直径を自動計算することも可能になっています。
洋服をオーダーするときに身体を採寸する用途にもピッタリでしょう。
シンプルで使いやすい
電源のオンオフとメモリー操作(メモリーは1回ごとの上書き)、モードの切り替えで使うボタンは2つだけ。複雑な操作は全く必要ありません。
また、長いメジャーを別途用意しなくても、99.9mまで測定できるのも、「Q21」のメリットとなります。
フル充電で約6時間の連続使用に対応できる内蔵バッテリーは、USB-Cポートで充電する仕様。汎用性の高さもしっかり確保されています。
重量はわずか31gしかありませんし、サッとポケットに放り込んでおけるのも、使い勝手のよさにつながっているポイント。
手が届かない天井高を測るなど、コンベックスを手放せない状況もありますので、これ一つで万全とはいえませんが、コンベックスの弱点を補ってくれるツールとして、併用をオススメしたいところ。
もちろん、「Q21」をメインにすることも十分に視野に入れることができます。
気になる人は、ぜひ以下のリンク先で詳細をチェックしてみてください。
>>>転がすだけで測定完了!曲線や不規則な形状も計測できるデジタルメジャー「Q21」
Photo: 田中宏和
Source: CoSTORY