<35才、結婚できナイ!?>不安しかない!亡き父親に借金、複雑な家庭事情にアゼン【第2話まんが】
私(ミサコ)は60才。会社員の夫、テツオと2人で暮らしています。ひとり息子のユウトは現在35才。社会人になると同時に家を出てひとり暮らしをしていますが、ときおり顔を見せに帰ってきてくれます。そんなユウトから私たち夫婦はある日「会ってもらいたい人がいる」と言われました。お相手は数年前にお付き合いをはじめた福田ユナさんです。私たちはそのときユウトから、ユナさんの家庭事情について聞かされていて……。
「なかなかできないよな。働いて給料をもらったら、自分のために使いたいだろうに……。若いのに家族の生活を支えていて、すごいと思うんだ」ユウトは感心したように話します。けれど私にはそのとき、夫の顔が曇ったのが分かりました。
ユナさんの家庭事情を聞いた私には、不安しかありませんでした。けれど夫は静観すると言ったので、私もそれに従うことを決めたのです。生活環境がまったく異なる相手とのお付き合いなど、どうせ長くは続かないだろうと……。
いくら相手の女性が素敵な人だったとしても、結婚となると「家庭環境」「価値観」「金銭感覚」がある程度似ていることが必要だと思うのです。「自分とは違うところ」に憧れを抱いてユナさんとお付き合いをはじめたユウトには、そんな現実は見えていないだろうと思いました。
ただそのときユウトは30才を過ぎていましたし、いい大人です。自分なりの価値観も築いているだろうし、さまざまな可能性も考えて行動していることでしょう。だからお付き合いに関しては口を出さずにいました。しかし「結婚」になると話は別なのです。悩みは深まるばかりでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 編集・井伊テレ子
「なかなかできないよな。働いて給料をもらったら、自分のために使いたいだろうに……。若いのに家族の生活を支えていて、すごいと思うんだ」ユウトは感心したように話します。けれど私にはそのとき、夫の顔が曇ったのが分かりました。
ユナさんの家庭事情を聞いた私には、不安しかありませんでした。けれど夫は静観すると言ったので、私もそれに従うことを決めたのです。生活環境がまったく異なる相手とのお付き合いなど、どうせ長くは続かないだろうと……。
いくら相手の女性が素敵な人だったとしても、結婚となると「家庭環境」「価値観」「金銭感覚」がある程度似ていることが必要だと思うのです。「自分とは違うところ」に憧れを抱いてユナさんとお付き合いをはじめたユウトには、そんな現実は見えていないだろうと思いました。
ただそのときユウトは30才を過ぎていましたし、いい大人です。自分なりの価値観も築いているだろうし、さまざまな可能性も考えて行動していることでしょう。だからお付き合いに関しては口を出さずにいました。しかし「結婚」になると話は別なのです。悩みは深まるばかりでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 編集・井伊テレ子