久保建英(C)共同通信社

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 日本代表FW久保建英(23)が所属するソシエダは、スペイン1部開幕6試合で1勝1分け4敗とスタートダッシュに失敗。日本時間18日午前2時開始の今季6戦目・マジョルカとのアウェー戦にベンチスタートとなった久保は、0ー1で迎えた後半の頭に交代出場して主戦場の右サイド、トップ下などで活発に動き回ったが、相手DFモヒカのタイトなマークにも手こずり、見せ場なしで迎えた後半追加タイム。こんなシーンがあった。

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 敵陣地で味方から縦パスを受け、突破を図ろうとするも相手2選手に行方を阻まれ、後方にバックパスを送った。ところが、右SBオドリオソラとの距離が想定以上に離れており、久保はボールを下げた瞬間、サポートの遅れに怒声を上げながら両手を広げて不満を露わにしたのだ。試合は0−1で敗戦。SNSには《久保が可哀そう》《チーム状況が苦しい》《ストレスが凄い》《移籍しよう》といった書き込みが相次いだ。サッカー関係者がこう言う。

「今オフに主軸組のDFル・ノルマンがAマドリードに、MFミケル・メリーノがアーセナルに引き抜かれた上にシーズンが始まってからMFブライス・メンデス、DFアマリ・トラオレ、背番号10のMFオヤルサバルといった中心選手がケガで戦線離脱。昨季よりも大きくレベルダウンした状況に陥っている。久保は特に手薄となった中盤をフォローしようとピッチ中央、左サイドに移動するなどして奮闘しているが、いかんせん周囲の選手のレベルが低く、コンビネーションがボロボロです。もともとピッチ上で喜怒哀楽を表すことの多い久保ですが、今季は味方選手やベンチに向かって鬼の形相で不満をアピールするシーンが増えています」

 ここ3試合、得点ゼロのソシエダ。久保が愛想を尽かし、年明け1月の移籍期間に出て行っても不思議はない。

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 そんな久保だが、つい先日は「監督批判」とも受け取られるパフォーマンスをして大きな話題を呼んだ。いったい何が起きていたのか。

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