ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5試合ぶりの右越え48号2ランを放った。敵地でもホームランボール争奪戦は激化。米中継局は2階席でボールを掴もうと“ダイブ”したファンの映像を放送し「気をつけて!」と肝を冷やしていた。

 必死だった。0-4の3回1死一塁。大谷の放った打球は右翼フェンスを軽々と越え、2階席に飛んでいった。客席の男性ファンがホームランボールをつかんだと思いきや、手を弾いて通路に落ちると、ボールは2階席最前列に座っていた女性ファンのもとに転がり込んだ。次の瞬間、男性ファンがボールの方向へと倒れ込んできた。

 米マイアミの放送局「バリースポーツ・フロリダ」公式Xは、文面に「オオタニの本塁打球を捕ろうとこのファンはダイブした」と記して実際の動画を公開した。倒れ込む男性が映し出されると、実況者は解説者とともに「気をつけて!」と絶叫。「ワオ。ガレージセールみたいだ。彼は大丈夫のようです」と青いシャツの男性ファンの無事を報告していた。

 大谷はこの一発でメジャー通算219号とし、秋信守(韓国)を抜いてアジア勢単独最多。球団シーズン本塁打数でも歴代2位タイとなり、トップに1本差まで迫ってきた。この日は5打数1安打2打点、3三振でチームは9-11で敗れた。

(THE ANSWER編集部)