長崎ゆかりの活版印刷に触れてもらおうと、体験イベントが開かれました。

(参加した子ども)

「一筆箋を作るのが楽しかった。たくさん(力が)必要だった」

長崎市立図書館で14日開かれた「としょかんde活版」。

約430年前、長崎で生まれた活版印刷の歴史や技術を知ってほしいと、2014年から毎年開催されていて、今年が10回目です。

会場には、手動印刷機でオリジナルの一筆箋やブックカバーを作るコーナーもあり、子どもから大人まで多くの人が楽しんでいました。

市立図書館が建つ場所は「活版印刷の祖」と称される本木昌造が設立した活版伝習所があった場所としても知られています。

来年は本木昌造の没後150年の節目の年となることから、県印刷工業組合は記念イベントなどを企画しているということです。