週の半分はヘルプで成り立つ店、職場環境がひどすぎる|誰も悪くない【ママリ】

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隣県の欠員補充のためヘルプに行き、シフト表を見たくら(@kuraasakura)さんはびっくり。なんとその店では、週の半分をヘルプで回しているのです。思ったとおり、いろんな人が働くことで伝達ミスが多発し、客から怒られることが増えています。厳しい職場環境の中で、くらさんはつらい思いを抱えていました。『誰も悪くない』第14話をごらんください。

©kuraasakura

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接客業でのクレーム対応は大変。他店を助ける人員として働いていても、お客さんにはその事実は関係がないことなのですよね。

くらさんの心はだんだんと疲れ、傷が増えていっているように感じられます。

すべての人が安心して働ける職場とは

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著者のくら(@kuraasakura)さんは結婚前、正社員としてとあるショップで接客業をしていました。そこへ新しく入ってきた同年代のかわいさん。明るく仕事熱心な彼女とは自然とすぐに打ち解けますが、ある日、かわいさんから不妊治療をしていることを打ち明けられます。

当時、くらさんは結婚前だったこともあり、はじめこそピンとこなかったといいますが、頻繁に彼女のヘルプに入るようになり、次第に疲弊してしまいます。

不妊治療は本人も予測しづらいことの連続です。さらに、やっとの思いで授かった後も、妊娠の経過は個人差が大きく、当事者にならないとなかなかつらさを想像しにくい部分もありますよね。妊娠出産、育児だけでなく、働くために周囲の助けが必要になることは誰しもありうること。しかし、心に余裕がないと「なんであの人だけ」と思ってしまうこともあるかもしれません。

また、当事者側も支えてくれる人がいることへの感謝の気持ちは忘れずにいたいものですよね。

『誰も悪くない』は、妊娠出産と仕事の両立について、当事者だけではなく、周囲の人々の視点も含め、今一度考えるきっかけを与えてくれる作品です。

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ