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0-100km/h加速3.8秒

中国ブランドのジーカー(Zeekr)は、新型EV「7X」を公開した。9月末に中国で発売され、2025年末までに欧州を含む他の市場にも投入される予定だ。

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ジーカーは吉利グループ傘下で高級EVを専門とし、ボルボ、ロータス、スマートとは兄弟ブランドに当たる。欧州ではすでにセダンの001とクロスオーバーのXを販売している。


ジーカー7X    ジーカー

新型7Xのボディサイズは、全長4.8m、全幅1.9m、全高1.7m。フォルクスワーゲン・トゥアレグやヒョンデ・サンタフェなどと同クラスの大型SUVだ。

7Xは、広々とした後部座席と「週末のキャンプ旅行に十分対応できる」スペースが特徴だという。ただし、トランク容量は616Lと、ライバル車と比べて大きな差はない(例えばサンタフェは5人乗りで628L)。

新型スマート#5と同じSEAプラットフォームを採用し、75kWhまたは100kWhのバッテリーが選択できる。航続距離は確認できていないが、#5では1回の充電で560km走行可能だ。

また、800Vの電気アーキテクチャーを採用しているため、わずか15分で10〜80%の充電が可能とされる。

ジーカーによると、0-100km/h加速3.8秒を実現するというが、最高出力やトルクの数値はまだ公表していない。

欧州市場向けの7Xの仕様は今のところ明らかではないが、デュアルスクリーンのインテリアや数多くのアクティブセーフティ機能が搭載されるものと思われる。

他の中国メーカーが価格の安さを強みにしていることから、7Xは4万ポンド(約760万円)前後での発売が予想される。