“鬼門”のアジア最終予選へ…キャプテン遠藤航は“個の成長”に自信「いまのチームの最大の強み」
8大会連続のワールドカップ出場に向け、本格スタートを切る。日本代表は5日に北中米ワールドカップのアジア最終予選初戦で中国代表と対戦。4日の公式会見に出席したキャプテンのMF遠藤航(リバプール)は「まずは中国戦で最大限の力を発揮することを選手全員が目指すことが大事」と意気込みを述べた。
前々回、前回と2大会連続でアジア最終予選は黒星で始まった。今回中国を率いる指揮官は、前回の初戦で日本を破ったオマーンの元指揮官、ブランコ・イバンコビッチ氏だ。遠藤も「相手の監督は日本のことを分析している監督」と警戒。「おそらく自分たちがボールを持つ時間が長くなる」とイメージしつつ、「カウンター対策はやっていかないといけない」と語る。「あとは背の高い選手だったり、セットプレーはいい準備をしている印象。そこの対応は一個一個、ゴールキックも含めて準備していかないといけない」と“一発”への注意も口にした。
今年1月にベスト8で敗れたアジアカップも含め、アジアの戦いが厳しいことは誰よりも選手たちがわかっている。遠藤は「とにかく一戦必勝」と目の前の試合に集中。“鬼門”となる初戦も、平常心で挑む大切さを説いた。
「ネガティブなことを意識しすぎずポジティブに。いい準備はしているので、そのエネルギーをシンプルに試合で出せばおのずと結果はついてくる。厳しい戦いになることはわかっているが、自分たちに力があるという自信を持って、楽しみながらしっかり勝利を掴み取れれば」
3年前の最終予選を振り返り、遠藤は「そのときはチームとして成長するために個の成長が必要と言ったことを覚えている」と語った。遠藤自身も含め、海外のビッグクラブにステップアップした選手は多数いる。3年前に挙げた「個の成長」が「いまのチームの最大の強みであることは間違いない」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
前々回、前回と2大会連続でアジア最終予選は黒星で始まった。今回中国を率いる指揮官は、前回の初戦で日本を破ったオマーンの元指揮官、ブランコ・イバンコビッチ氏だ。遠藤も「相手の監督は日本のことを分析している監督」と警戒。「おそらく自分たちがボールを持つ時間が長くなる」とイメージしつつ、「カウンター対策はやっていかないといけない」と語る。「あとは背の高い選手だったり、セットプレーはいい準備をしている印象。そこの対応は一個一個、ゴールキックも含めて準備していかないといけない」と“一発”への注意も口にした。
「ネガティブなことを意識しすぎずポジティブに。いい準備はしているので、そのエネルギーをシンプルに試合で出せばおのずと結果はついてくる。厳しい戦いになることはわかっているが、自分たちに力があるという自信を持って、楽しみながらしっかり勝利を掴み取れれば」
3年前の最終予選を振り返り、遠藤は「そのときはチームとして成長するために個の成長が必要と言ったことを覚えている」と語った。遠藤自身も含め、海外のビッグクラブにステップアップした選手は多数いる。3年前に挙げた「個の成長」が「いまのチームの最大の強みであることは間違いない」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)