9月3日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が自身のSNSで自民党総裁選について言及した内容をまとめたスポニチの記事について、取り上げた。

スポニチの記事によれば、兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が25日までに自身のSNSを更新して自民党の総裁選について言及したが、その内容は、総裁選に関連して裏金疑惑について自民党は第三者の調査もせず、まともな処分もせず、実効性ある再発防止策も取らなかった。その開き直った自民党に対し、マスコミは甘々の報道をしており、自民党の金権体質は何も変わっていないのに、マスコミは総裁選レースのお祭り騒ぎと指摘した、とのこと。

またその後の泉氏の投稿では、「裏金問題は終わっていない。その理由としては、裏金の経緯や使途も明らかになっていないし、処分もきちんとなされていないし、裏金を防止する対策もなされていないからである」とし、「今もなお裏金で政治が動いていると思うと、情けなくて仕方ない。何度も言うが裏金問題は終わっていない」と再度強調した、とある。

お笑い芸人の大竹まことは「自民の総裁選で、どのメディアもまるでメディアジャックされたかのように、新聞も含め、毎日毎日誰が総裁になるという話で持ちきりになっている」と話した。

またフリーライタの武田砂鉄氏は「総裁選に立候補している人が紙芝居をやって子供たちの前で読みましたとか、保育園を視察してにこやかに対応をしましたみたいなニュースをNHKで見たが、それはその候補者がいかに自分が『親しみやすい人間』であるか、そしてこれから子育て政策に力を入れますよというふうに見せるための、完全なるプレゼンテーションである。この『いい感じに見せる』を本人たちがやりたがるのは当然として、それをテレビに映し、ただそのまま宣伝のように(映像を)使うということに対し、ニュース番組が無自覚にやるということはあってはならない。」と述べた。