1977年までけっこう回しました(提供:ザ・ギース尾関さん)

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 アプリなどでくるくると回して生年月日を設定するUI(ユーザーインターフェイス)で、年齢を感じるようになったというポストが話題になりました。

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「これを最初けっこう回して設定する年齢になってきてゾッとする。」

 ゾッとしちゃったのは、お笑い芸人の「ザ・ギース尾関」(@geeseojeck)さんです。ポストに添付した画像には、1977年8月6日を選択した画面が写っています。あぁ…どのくらい回したのでしょうか。

 このくるくるは、「ドラムロール」や「スロットマシンピッカー」と呼ばれる入力装置で、本来は入力を助けるインターフェイスです。ですが、開いたときの設定が2000年だと、尾関さんの誕生日である1977年はかなり回さないといけなくなります。以前は、最初の設定年が1980年などもっと前だったので、ちょっと回せば誕生日年が出てきていたのに、いつの間にこんなに回さなくてはいけなくなったのでしょう。

 同じく「けっこう回さなくちゃいけなくなった」人たちから、共感のコメントが寄せられています。

「全然回さなかった2000年初頭頃を思い出して切なくなります。」
「わかるぅー たまに行きすぎてしまうこともあるー」
「ネットの占いなんかを見に行くと自分の生まれ年は無い、というお年頃になりましたわ。」
「めちゃくちゃ回してます」
「2024からはじまってたりしたら、用意されてんのかなと思うよね、自分らの年。」
「最初はサクッと設定してた年齢が、いつの間にか回す回数が増えてくると『自分もここまできたか…』って実感します。時間の流れ、怖いですね。」

 尾関さんにお話を聞きました。

──同じく「けっこう回さないといけなくなった」と感じていました。

 デフォルトがもう2000年くらいになっているので、誰も傷つかないように1980年くらいを基本の数値にしてほしいです。若い人は少しくらい回してもらっても元気だから大丈夫だと思います。

──たしかに若いことにはゾッとしないですし、元気ですものね(笑)。

 年を入力する画面で、アラフィフだとわかった時点で、老眼対策として文字が自動的に大きくなる、などの新しい変化を望みます!

──それはおもしろいアイデアですね! 開発の方にぜひ挑戦してみていただきたいです。ほかに最近、年齢を感じたエピソードなどありますか?

 20代前半の人と話すことがよくありますが、和泉元彌のダブルブッキングや、やる気元気いわき、などのトピックスを当たり前に話してしまうと、全く伝わらないのだと感じます。

 ◇ ◇

 そんな年齢を考えさせられている尾崎さんは、「ザ・ギース尾関高文とOCHA NORMA広本瑠璃の年の差ラジオ」(RCC中国放送)に毎週土曜日(ナイターによっては月曜日)に出演中です。「みなさまお気が向かれましたらよろしくお願いします!」とのことです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)