UEFAカップ初代王者!トッテナムの黄金期を支えた3人のレジェンド

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Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。

クラブの黄金期、ファンを魅了した名チームの中心メンバーを紹介する連載『名チームを支えたレジェンドたち』。

今回は、記念すべきUEFAカップ初代王者「トッテナム・ホットスパー1971/72」だ。

当時の中軸を担ったキープレイヤーと共に、クラブの歴史を振り返っていこう。

マーティン・チバース

生年月日:1945年4月27日

代表チーム:イングランド
トッテナム在籍期間:1968〜1976年
トッテナム通算成績:367試合・174得点

カップ戦優勝の最大の功労者と言えるのが、クラブ歴代4位の174ゴール、"ビッグ・チブ"の愛称で親しまれたマーティン・チバースだ。

名将ビル・ニコルソンに誘われ、当時のクラブ最高額でサウサンプトンから移籍してきたチバースは、ジミー・グリーブスが退団した70/71シーズンからエースの座に君臨。

翌年のリーグ戦では、得点ランキング2位の25ゴール、UEFAカップ決勝のウォルバーハンプトン戦1stレグでは2ゴールを決め、トッテナムを記念すべき初代王者に導いた。

マイク・イングランド

生年月日:1941年12月2日

代表チーム:ウェールズ
トッテナム在籍期間:1966〜1975年
トッテナム通算成績:397試合・19得点

弱冠23歳でウェールズ代表のキャプテンを任されたマイク・イングランドも、当時のトッテナムに必要不可欠な名ディフェンダーの1人。

チバースより2年早くトッテナムにやってきたイングランドは、1年目からDFの要として活躍。最終的に1972年のUEFAカップをはじめ、1967年のFAカップ、1971年と1973年のリーグカップと4つの主要トロフィーを獲得した。

空中戦に滅法強く、ロングスローやセットプレー時のターゲットマンとしても頼りになり、UEFAカップ決勝ではチバースの先制点をアシストするなど、キック精度に高さにも定評があるスターだった。

パット・ジェニングス

生年月日:1945年6月12日

代表チーム:北アイルランド
トッテナム在籍期間:1964〜1977年、1985〜1986年
トッテナム通算成績:591試合・1得点

この時代のトッテナムを語るなら、クラブ歴代最高のゴールキーパーの1人であるパット・ジェニングスも忘れるわけにはいかない。

1964年からスパーズのゴールマウスを守り続ける鉄人は、UEFAカップでも決勝までの全12試合すべてで先発出場し、歴史的優勝を成し遂げたチームを最後尾から支えた。

トッテナム通算591試合出場は歴代3位、北アイルランド代表としてもキャリア22年以上、歴代2位となる119試合出場の記録を残している。


ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。 
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