ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

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ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)現在、123試合に出場して39本塁打、37盗塁を記録している。現地メディアは史上最速達成が見込まれる大谷の「40-40」の到達時期を予測した。

■史上初となる「8月中」到達の行方は?

米版『Yahoo! Sports』のイアン・キャッセルベリー記者は、19日(同20日)に記事を投稿。「ドジャースのホーム9連戦が始まる今週、オオタニは40本塁打に到達する可能性が高いと思われる。40盗塁も手の届くところにある」と予想した。
大谷が「40-40」に到達すれば史上6人目の快挙となる。さらに、ほか5選手の達成時期も紹介し「もし、オオタニが今後2週間以内に達成すれば、史上最速となる」ことを強調した。
5選手の達成時期は、バリー・ボンズ氏が1996年9月27日に40盗塁を達成、アレックス・ロドリゲス氏が98年9月19日に40本塁打に到達、ホセ・カンセコ氏が98年9月23日に40盗塁を達成、アルフォンソ・ソリアーノ氏が2006年9月16日に40盗塁を達成、そして昨季、ロナルド・アクーニャJr.外野手が9月22日に40本塁打で到達したという。
キャッセルベリー記者は「他の5人は40-40の記録を達成するのに9月までかかった。オオタニは8月に達成できるかもしれない」と期待を記し、「オオタニはどんな投手陣に対しても本塁打を打つことは間違いない」と信頼を寄せた。
一方で、8月末までに対戦予定のチームには「手強い」と評し、到達が難しい可能性についても言及。今日から3連戦が始まったマリナーズは、MLBトップのチーム防御率3.48(以下、すべて前日時点での情報)で、被本塁打数130は22位(30球団中)。次戦はレイズで、防御率3.94、被本塁打数155で3位。最後のオリオールズはア・リーグの最高成績の今季73勝52敗をマークし防御率3.94、被本塁打数129を記録している。
しかし、「不運な怪我でもない限り、大谷はシーズン終了までに「40-40」の記録を達成するだろう」と達成自体はほぼ確実視しており、今季のMVPについても「本塁打、得点、長打率、OPSでナショナルリーグのトップに立っていることを考えると、4シーズンで3度目の受賞もほぼ確実だろう」と予想している。
記録達成まで、あと1本塁打、3盗塁。果たして大谷は強敵との残り8試合で史上最速かつ史上初となる8月中の「40-40」到達なるか。注目したい。