キット・ハリントン

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 『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られる俳優のキット・ハリントン(37)は、父親になる前に依存症を克服できたことは「幸運」だったと感じているという。キットは共演者でもあった妻ローズ・レスリーとの間に2児をもうけているが、2019年にはアルコール依存症の治療のためリハビリ施設入りをしていた。そして今回GQ HYPEとのインタビューの中、酒を飲んでいた当時の自分が「大嫌い」であったため、子供が生まれる前に克服できてよかったと語っている。

【写真】キット・ハリントンとローズ・レスリー夫妻

 キットはこう話す。「シラフになれたことを誇りに思えること自体が1つの達成だよ。だってその前は鏡に映る自分が嫌で嫌で仕方なかった。とにかく自分が嫌いで、自分のやることの何も誇りに思えなかった。だから、シラフになれたこと、そして全く違う人間になれたことの証を誇りに思えていること自体がね」

 ドラマでの共演をきっかけに交際をスタート、7年間の交際の末に2018年に挙式した2人には、現在3歳の1歳の子供がいるが、キットは子育てをすることで自分があまり「自己中心的」でなくなったとして、「自分自身への愛を込めて言うけど、僕はけっこう自己中なんだ。寛大で愛情深い人間でもあるけどね」「でも子供がいると、自己中にはなれないものだ。それが奪われる。それって素晴らしい贈り物だよ。子供たちは究極に自己中だからね。自分のこと以外考えないんだ」「だから自分の自己中さはおいておかなければいけない。それが子育ての素晴らしいところだと思う。最高な無私無欲さが根底にあるんだ」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)