ダイハツ斬新「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 5速MTあり&全長4.3m級ボディ! “ちょい高め地上高”のスポーティな「セニア」とは?
ダイハツに3列シートミニバンあった! 「セニア」とは?
ダイハツは日本で、「ムーヴ」や「ミライース」などの軽自動車と、「ロッキー」や「トール」といったコンパクトカーをメインにラインナップを展開しています。
ほとんどの車両が、2列シートの4人/5人乗りのシートレイアウトを採用していますが、海外には3列シート7人乗りの、ミニバンが存在します。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
それは、アジア新興国を中心に展開されている「セニア」です。
【画像】「えっ…!」 これがダイハツの「3列シートミニバン」です!(30枚以上)
同車は、ダイハツとトヨタが共同開発した小型ミニバンで、初代モデルは2004年にデビューしました。
現行モデルとなる3代目は、2021年11月に発売された3代目です。
インドネシアで生産され、トヨタの販売網では「アバンザ」としても知られています。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1730mm×全高1690mm-1700mmと、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」の全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm-1715mmよりも、少し大きめなサイズ感です。
エクステリアは、スポーティかつタフなフロントマスクに、室内空間を確保したボディ形状が特徴的です。
また最低地上高は195mm-205mmとかなり高めに設定されているほか、後席はヒンジドアが採用されているなど、日本のダイハツ車にはないパッケージを採用。
一方インテリアには、コンパクトなボディながら3列シート7人乗りのシートレイアウトを用いているほか、エクステリアと同様にスポーティな仕立てです。
これらにくわえて最上級グレードでは、ADSと呼ばれるスポーティなパッケージオプションが用意されており、エクステリアにはエアロパーツや専用ツートーンカラーなど、インテリアにもカーボン調オーナメントやアンビエントライトが装備され、特別感を演出しています。
パワートレインは1.3リッターと1.5リッターの直列4気筒エンジンが搭載され、いずれも5速MTまたはCVTが選択可能です。
駆動方式は全車でFFを採用しています。
価格は各国で多少異なりますが、生産国のインドネシアでは2億2265万ルピア(約209万1300円)から、2億6845万ルピア(約252万1400円)で販売されています。
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セニアは、人口増加と大家族志向の強いインドネシア市場で非常に人気があり、特に300万円以下のMPV需要が高まっているなかで、その人気を牽引しています。
一方で、日本でもコンパクトサイズのミニバンの人気が高まっていることから、日本で展開された場合、一定の需要は獲得しそうです。
なお、現時点ではダイハツからの公式発表はなく、導入される見込みはありませんが、今後の展開が期待されます。