夏場のスキンケアを解説

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 毎年、夏場の日焼けに悩まされている人は多いことだろう。夏場には、日焼けを防止するスキンケアと、日焼けしてしまった場合の対応策を知っておきたいものだ。そこで、日焼けの予防策と日焼け後の対応策を中心に解説する。

●夏場の日焼け予防スキンケア



 夏場の強い日差しに含まれる紫外線には肌にシワやたるみを起こすA波と、表皮が炎症するメラミン色素を生成して肌を黒くする作用がある。ここでは、日焼け対策に重要な三つの方法を紹介しよう。

日焼け止めクリームの塗り方

 日焼け止めクリームは、日焼け防止対策に適したスキンケア法だ。顔に塗る際には、まずクリームを手のひらにとって額・両頬・鼻・顎の5カ所につけたあとに、額から両頬の順に指でやさしく塗って皮膚になじませていこう。

 その後に、鼻・顎周りに顔の中心から両側へとゆっくりと円を描くように塗り広げていくのがいいだろう。顔全体に塗り終えたら、再度重ね塗りをするのが効果的だ。

紫外線対策の方法

 夏場の日焼け対策には、紫外線を避けることが第一だ。肌を紫外線に晒さないためには、日焼け止めクリームの他に「外出時のサングラス」「つばが広めの防止」「日傘」などを用意し、遮光効果が高い素材の服を着用するのがいいだろう。

食事で行う日焼け対策

 日焼けから肌を守るには、日常の食事にも気を配りたい。うなぎ・レバー・しらす・チーズなどビタミンAが多く含まれる食品にはメラニン排出作用がある。また、レモン・パセリ・芽キャベツ・赤ピーマンなどのビタミンCが豊富な食材は、肌の回復を促進する働きがあるため、夏場に有効だ。

●日焼け後のアフタースキンケア



 外出後のアフタースキンケアも大切だ。いくら日焼け対策をしていても、肌は有害な紫外線を浴びているため、三つの方法でアフタースキンケアをしっかりしておこう。

日焼けした肌の冷却

 紫外線を浴びた肌は軽い炎症状態になっており、炎症を抑えるには肌を冷やすことが大切だ。シャワーや水風呂に肌をつけるのも良い方法。顔や腕だけなら、冷たいタオルやガーゼにくるんだ保冷剤で日焼けした肌を冷やしてみよう。

日焼けした肌の保湿

 日焼けした肌を放置すると肌の乾燥が進んでしまい、深いダメージにつながることから、帰宅後はすぐに肌を冷却し、肌を保湿しておこう。保湿クリームを肌にまんべんなく塗り広げておき、肌に潤いを与えることで、日焼け後のダメージを軽減できるだろう。

水分とビタミンを多めに摂取

 帰宅後は肌の冷却や保湿と同時に、水分補給とビタミン類が豊富な栄養のある食事を心がけよう。肌の色素沈着を防ぎ美白効果があるビタミンCや、血行を促進し肌のターンオーバーを活性化する、アーモンドやピーナッツ、うなぎなどを摂るといいだろう。

●日焼けに適したおすすめコスメ3点



 夏場には、日焼け対策に適した化粧品を選びたい。ここでは、数ある化粧品の中でも、日焼け対策に特に重要とされる、化粧水と美容液の中からそれぞれのおすすめコスメを紹介しよう。

エクセレントメディカル「プラスリストア UVローション」

 エクセレントメディカル「プラスリストア UVローション」は、紫外線から肌をしっかり守ってくれる化粧水として高い人気を得ている。紫外線だけでなく、近赤外線やブルーライトもカットできて、肌にやさしいエイジングケア成分として知られるフラーレンが配合されている。

資生堂「HAKU メラノフォーカスUV 薬用 日中美白美容液」

 資生堂「HAKU メラノフォーカスUV 薬用 日中美白美容液」は、日光を浴びる時間が味方になる、美白ケアのアプローチでメラミンの生成を抑える美白美容液として人気を博している。シミやそばかすを防ぐと同時に明るく透明感がある肌を作る日中用の美白ケア美容液だ。

カネボウ化粧品「DEW UVデイエッセンス」

 カネボウ化粧品「DEW UVデイエッセンス」は、濃密なとろみが肌全体に広がり均一に広がり、有害な紫外線をカットしてくれる人気美容液だ。SPF値は「50+」で、PA値「++++」となっており、紫外線対策だけでなく、使い続けるうちに潤いがあるもっちりとしてハリがある肌になっていく。

●日焼けに適したスキンケアで快適な夏を!



 夏場の強い日差しでの日焼けを予防したい人や、日焼けしてしまったときのアフターケアには、十分に気を配って対策するのが賢明だ。夏場のスキンケアを万全にしよう。