斎藤佑樹、引退後のキャリア支援に熱弁「次のキャリアを考える時期にサポートが重要」

株式会社シーソーゲームと株式会社マイナビアスリートキャリア事業部が共同開催したトークセッション「元プロ野球選手と元Jリーガーが見たアスリートのキャリアの現実」。来月に国際的なスポーツ大会を控える中、競技を引退した後のアスリートのキャリアについて議論が行われた。

イベントには元プロ野球選手・北海道日本ハムファイターズで11年間のキャリアを持ち、現在株式会社シーソーゲーム取締役兼CIOに就任した斎藤佑樹さん、そして元Jリーガーの磯村亮太さんと鹿山拓真さんが登場。それぞれがアスリートのキャリア支援に携わる立場で意見を交わした。

斎藤さんは「不安がないというのは、もしかしたら考えていないということなのかもしれない」と指摘し、引退後のキャリアに対する事前の情報提供の重要性を強調。現役引退後のキャリア支援に関する取り組みについて語った。

磯村さんは、元プロサッカー選手として14年間のキャリアを持ち、現在はアスリートや体育学生のキャリアアドバイザーとして活動している。「何も知らないと行動を起こすこともまずできない。知った上で競技に集中するか、引退後のことを考え始めるかは大きな違い」と述べ、情報提供の意義を強調した。

斎藤さんは、「次のキャリアを考える時期に、我々がサポートすることに意味がある」として、今後のキャリア支援に対する意気込みを示した。