夫の年収は1200万だが「コーヒーはスタバで買わない、コンビニやマックで充分」と語る専業主婦の女性

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このご時世、なるべく出費を減らして節約したいもの。東京都に住む60代前半の女性(専業主婦/世帯年収1200万円)は「お金はあるけど貧乏性の人」に関するアンケートに、自らが行っている数々の節約術を打ち明けた。中には「そんなことまで!?」と驚くものも……

「ジップロックは一度では捨てない」「ラップは極力使わない」

ほかの節約術も見ていこう。(文:國伊レン)

DIYのため「建築現場のゴミに入っている板切れをもらってくる」!?

家事と聞いて真っ先にキッチンを思い浮かべる人は少なくないだろう。そんな台所での工夫について、女性はさらに例を挙げた。

「タッパーを新たに買わない。蓋つきヨーグルトの容器などで代用」「とにかく袋は捨てずに小さい物は生ごみを、大きい物はゴミ袋にする」

特に最後のゴミ袋の代用が大きな節約になっているようだ。女性の自治体ではゴミ袋の指定がないため、「お菓子やラーメンの空袋」「宅配生協の袋」などを使っているという。また、自炊にもかなり拘っており

「惣菜はほぼ買わない。外食は滅多にしない」「安価な物でもお金を出して満足感が得られないのであれば100円のコロッケでももったいない。自分で作る」

など、料理をすることによって節約と満足を両立させていることをうかがわせた。後片付けでも

「スポンジは1/3程度に切って使う」「洗い物をするとき水を流しながら洗わない」「鍋は熱いうちに洗うと洗剤がいらない」

など細かいところまで意識していることを明かした。

自炊だけでなく「できる物はなんでも手作りする」と語る女性。例えば家具なども自作しているようで、処分する本箱の棚板やエアコンのホースの中の針金、リネンのシーツなどは捨てずに保管しているそうだ。それだけではなく

「建築現場のゴミに入っている板切れなどを声をかけてもらってくる」「エアコン処分を見つけたらもらう」「何かに使えると思い箱や紙など捨てられない」

など、日頃から積極的に材料集めに励んでいるという。ちなみに本箱の棚板は新たな「手作り棚」に、リネンのシーツは「洋服を作るときの一部」になるそうだ。お金の節約にもなるし、創意工夫を凝らしてモノづくりをするのは楽しそうだ。

100円のものでも買うかどうか随分悩む

当然の如く光熱費節約

「風呂の水は少なめ」「シャワーを出しっぱなしにしない」「トイレの水を何回も流すのはもったいない」

と、日々心掛けているそう。また、エアコンは出かける直前に消すと家に居ない間の冷気がもったいないと感じるため、いつもタイミングを考え消しているという。このように電気の無駄使いにはいつも目を光らせており

「トイレの電気を消し忘れていたりするとすごく勿体無い気分になる。お店の電気も無駄についてると消したくなる、以前、家具屋の学習机のライトをいくつも消したことがある」

と、節電への執着ぶりを伺わせた。店で売られている学習机のライトは、店舗側が意図的につけているものだと思うのだが……

女性の節約への熱意は凄まじく「100円のものでも買うかどうか随分悩む」とのこと。また、最近ではワンコインで満足できるコーヒーが増えてきているため

コーヒーはスタバで買わない、コンビニやマックで充分」

とも語る女性。お手頃な価格で美味しいコーヒーが買えるようになったのは喜ばしいが、一方で「コンビニで物を買わない」と決めているため、陳列されている商品を購入することは少ないようだ。「コピー一枚5円の所に遠くてもいく」とも明かし、

「もっとあると思いますがとりあえずこれくらいで。書き出してみると楽しいですね」

と結んだ。物価が高騰している昨今では、ますます節約生活が重要になっていくだろう。

キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W