JR新山口駅脱線事故発生から2日 全線で通常運行に
JR新山口駅構内で起きた貨物列車の脱線事故から2日。
運転見合わせとなっていた路線がきょう午後から通常運行となりました。
通常運行となったのは山陽線と山口線です。
24日昼すぎ、新山口駅構内の山陽線で福岡発東京行きの貨物列車の機関車が脱線したため山陽線と山口線の一部区間で運転見合わせとなっていました。
機関車の移動作業がきょう未明に完了し、事故から丸2日経ったきょう午後、通常運行となりました。
(横浜⇒新山口⇒徳山の夫婦)
「(ダイヤが)ぐちゃぐちゃになってるって聞いて困っちゃって」
「あすは下関にいけます?(いけます)徳山から?(いけます)良かったとりあえず、徳山に行きます」
脱線した貨物列車を現地調査した運輸安全委員会によると機関車の一番前の車軸が折れていて今後、脱線の原因を慎重に調べることにしています。
(JR西日本中国統括本部 広岡研二広島支社長)
「多くのお客様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げたい」
脱線事故が発生したおととい(24日)からきのう(25日)までに228本が運休し、およそ2万9000人に影響があったとしています。
この事故を受けてJR貨物は脱線した機関車と同じ車両や車軸などを検査しているということです。